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CASE 5

南台の家

スキップフロアと中引梁

傾斜した丘にある高低差を敷地の特徴として捉え、
子供室とスタディコーナーを緩やかにつなぐスキップフロアを手掛かりに、
空間の回遊性と広がりに配慮しました。

また、建物の東端から西端にかけて中央に配置した中引き梁は、
建て主と産地での伐採・製材・手刻み加工・上棟・仕上げのプロセスを共有した計三本の桧丸太を使用しています。
追掛け大栓継ぎという熟練の大工技術を駆使し、三本の丸太は一本となり空間全体を支えています。
各居室から家族が中引梁を見上げることができ、産地の山林風景を想起させる表徴的な役割も担っています。

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