CASE 7
那珂の平屋

平屋の暮らし
那珂の平屋は、田畑に囲まれた長閑な敷地にあります。
遠くには真弓山が見え、広々とした土地に伸々と屋根をかけました。
木陰、そこを通り抜ける風とそこに憩う家族、庭の緑に囲まれつつ視線は遠くの稜線まで伸びていきます。
居間を支える中引梁には、建主家族と茨城の最北・八溝山系の山林にて採取した桧丸太を配しました。
この丸太は森とのつながりを表す1つの印としても機能し、空間に家族で共有した山林風景を広げます。
次世代への贈り物という考え方を家づくりの主軸に据え、簡素につくりました。




- AWARD 令和元年度 いばらき地域適合型木造住宅コンペ 最優秀賞
- PUBLICATION SO上質な日本のすまい1 「これからの平屋」掲載 チルチンびと99号 2019春「平屋の暮らし」掲載