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CASE 10

流れのある家

木と水と緑

敷地の中心には庭を据え、それを囲むコの字の平面を持つ建物配置を定めています。

プランは1階の居間に重心を置き、その対となる位置には離れのような客間があり様々な位置から庭を愉しむことができます。
家の骨格は、県産材10割の木材を手刻みで造り、地元の大工技術が部分と全体に行渡る次世代に残すべき技術の結晶です。
更に、原始の風情を志向した雑木の庭とビオトープにはカエルやメダカが住み鳥が戻ってきました。

静かに流れる「水」、息づくとりどりの「緑」、手仕事を伝える「木」。
三重奏のかなでは、家族団らんの時間にうるおいとやすらぎを与えます。

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